サイトワーズ
「頻出単語を丸暗記」で読書スピードを上げる
フォニックスでアルファベット26文字の音を覚えたら、次はサイトワーズの学習です。
サイトワーズは日本語の「漢字」に相当するもので、読書スピードを高めるために欠かせません。
サイトワーズとは何か?
「一目で読める単語」の丸暗記
サイトワーズ(Sight Words)は「一目で読める単語」という意味です。フォニックスのルールでは読めない単語も含まれます。たとえば [the] はフォニックス読みにすると「トゥ」「ハッ」「エ」になってしまいます。だから単語ごと丸暗記するのです。
日本語の「漢字」と同じ役割
英語圏の子どもたちは毎週10〜20語のサイトワーズをスペリングテストで覚えていきます。日本の漢字テストとまったく同じ仕組みです。頻出100単語を覚えると英文の約50%が読め、300単語で約65〜70%が読めるようになります。
教えるタイミングはフォニックスの後
「フォニックスが全て終わってから」ではなく、アルファベット26文字の音を一通り覚えたらスタートします。フォニックスと同時進行で学ぶのが正解です。いきなりサイトワーズから始めると、子どもが英語嫌いになる可能性があるため注意してください。
1 まずはこの頻出100単語を「読める」ようにしよう
Dolch Sight Wordsを基準にした頻出100単語です。まずは正しく読めることを最優先にしてください。意味は後からで大丈夫です。
※ Dolch Sight Words(220単語+95名詞)の上位100語。インターネットで「Dolch Sight Words」と検索するとプリントアウト用のリストが入手できます。
2 丸暗記を楽しくする方法
サイトワーズは丸暗記が原則。一般に子どもは「書き取り」で覚えていきますが、楽しい方法でもどんどん習得できます。
フラッシュカード
フラッシュカードを使ってサイトワーズが読めるようにサポートします。かるた取り・神経衰弱・クイズなど、ゲーム感覚で楽しく。Amazonで「サイトワーズ フラッシュカード」を検索すると市販品も見つかります。
サイトワーズ絵本
「サイトワーズが読めると本が読める!」を実感させてあげましょう。Dr. Seuss の絵本シリーズはDolch Sight Wordsを覚えればほぼ読めます。Bob Books「Sight Words: Kindergarten」や Scholastic社「Sight Word Readers」もおすすめです。
ゲームやアプリ
スマートフォンで「Sight Words」「Sight Words Apps」「Sight Words Games」と検索するとたくさんのアプリやゲームが見つかります。補助教材として活用しつつ、やはり書き取りで確認することも大切です。
YouTube動画
親が英語の発音に自信がない場合は、YouTubeで「Sight Words」「Dolch Sight Words」と検索するとネイティブ発音入りの動画がたくさん見つかります。なるべく短いものを選んで繰り返し見せてあげてください。
年齢別のポイント
5歳以下
フラッシュカードを作って「読むこと」からスタート。できるだけ楽しく学べるよう工夫し、書き取りはまだ無理をさせなくて大丈夫です。
6歳以上
書き取りも取り入れていきましょう。ただし、あまり正確さや美しさにこだわらず、楽しさ優先で進めてください。サイトワーズのアプリやゲームも積極的に活用してOKです。
3 センテンス読みで成功体験を積む
サイトワーズとフォニックスで学んだワードファミリーを組み合わせて、センテンスを読む練習をします。本格的に英語の本を読むための準備ステップです。
Dr. Seuss「Green Eggs and Ham」でサイトワーズを実感
この本はサイトワーズが87%を占めています。サイトワーズ300語を覚えれば、ほぼそのまま読めるようになります。
I am Sam. Sam I am.
Do you like green eggs and ham?
✓ ステップ2のまとめ
- ✓ アルファベット26文字の音を覚えたらサイトワーズ学習を始める
- ✓ サイトワーズは少なくとも300語(Dolch基準)覚える
- ✓ サイトワーズの意味を覚える必要はなし!まず「読める」を優先
- ✓ フォニックスとサイトワーズを覚えればセンテンスが読める!