サイトワーズとは?英語を速く読むために覚えるべき単語リスト
フォニックスを学んだあとに多くの親が直面するのが「フォニックスのルールが通用しない単語」の壁です。そこで登場するのが**サイトワーズ(Sight Words)**です。
サイトワーズとは
サイトワーズ(Sight Words)とは、英語の文章に非常に頻繁に登場するにもかかわらず、フォニックスのルールで読めない単語を形ごと丸ごと覚えた単語のことです。
たとえば:
- the — フォニックス的には「ズィ」のはずが実際は「ザ」または「ジ」
- said — 「サイド」ではなく「セッド」
- was — 「ウォス」ではなく「ウォズ」
- have — 「ハーヴ」ではなく「ハヴ」
これらの単語はルールの例外であるため、見た瞬間に瞬時に読める(sight = 見た瞬間)ようにすることが目標です。
なぜサイトワーズが重要なのか
英語の文章のうち、上位100単語が全文の約50%を占めると言われています。サイトワーズはこの頻出単語の多くをカバーしています。
サイトワーズを瞬時に読めるようになると:
- 読書のスピードが上がる
- 文章の意味に集中できる
- 読書が楽しくなり、自然と語彙が増える
フォニックスで「読む力の基礎」を作り、サイトワーズで「読む速度」を上げる、というイメージです。
代表的なリスト:Dolch List
サイトワーズの学習で最も有名なのがDolch Word Listです。1936年にEdward William Dolchが作成し、現在も広く使われています。
220語の基本語(Pre-primer〜Grade 3)と95語の名詞(Nouns)からなり、合計315語あります。
Dolch List レベル別(抜粋)
| レベル | 例 |
|---|---|
| Pre-primer(就学前) | a, and, the, to, I, is, it, in, see, we |
| Primer(1年生前半) | am, are, at, be, but, did, do, get, go, he |
| Grade 1 | about, after, again, an, any, by, could, every |
| Grade 2 | always, around, because, been, before, best |
| Grade 3 | better, bring, carry, clean, cut, done, draw |
もう一つのリスト:Fry List
Dolch Listより新しいFry Word List(1000語)もよく使われます。現代の英語テキストに基づいて作られており、より網羅的です。
最初はDolch Listの Pre-primerから始め、徐々にレベルを上げていくのが一般的な学習順序です。
効果的な覚え方
フラッシュカード
単語カードを見せて瞬時に読む練習が基本です。「3秒以内に読める」を目標にします。
文章の中で覚える
単語単体より、「I can see the cat.」のように文章の中で覚えた方が定着しやすいです。
繰り返しの読み聞かせ
同じ絵本を何度も読むことで、頻出単語が自然に記憶されます。英語絵本のおすすめで紹介している Dr. Seuss の本はサイトワーズを多く含んでいます。
ゲーム形式
カルタやビンゴなどゲームにすると子どもが楽しく続けられます。
いつから始める?
フォニックスの基礎(アルファベットの音、短母音)を覚えたあとに並行して始めるのが一般的です。目安は5〜6歳頃ですが、個人差があります。
学習ロードマップでお子さんに合ったタイミングを確認してみてください。
まとめ
- サイトワーズとはフォニックスで読めない頻出単語を形で覚えること
- 英文の約50%はサイトワーズで構成される
- Dolch List 220語が学習の出発点
- フラッシュカードと読み聞かせの組み合わせが効果的
- フォニックスの基礎を固めてから並行して学習する
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